製品特徴
透過型ファイアウォールとは?
透過型ファイアウォールとは、外部ネットワーク(インターネット)からの不正なアクセスから内部ネットワークを守る システムです。
Secure Beagleとは?
Secure Beagleは、弊社独自開発の1/4UサーバーにLinuxOSをベースとしたパケットフィルタリングエンジンを導入した アプライアンスサーバーで透過型ファイアウォールとして動作します。
ファイアウォールの管理で必要となる複雑なポリシー定義をWeb管理画面から簡単に行うことができます。 それ以外の全ての操作もWeb管理画面から行えます。 また、Web画面、マニュアル、HELPは全て日本語で記載されて います。そのため、ファイアウォールのエントリーモデルとして最適です。 その一方で、Secure Beagleは冗長化構成(アクティブースタンバイ構成)に対応しています。 冗長化構成はSecure Beagleを2台用意し、Web管理画面で設定を行うだけで容易に冗長化構成を構築できます。
既存のネットワークを変更せず導入可能
Secure Beagleは透過型ファイアウォールのため、既存のネットワーク機器のネットワーク設定を変更することなく 容易に導入することができます。
Webブラウザベースの専用管理インターフェイス
Secure Beagle 専用の管理インターフェイスを搭載しており、セットアップから運用管理まですべてWebブラウザーから設定することができます。表示は、すべて日本語となっており、透過型ファイアウォールをはじめて導入される方でも分かりやすい表示になっています。マニュアルや管理画面上のヘルプメッセージも日本語表示となっています。
冗長化構成に対応
Secure Beagle2台で冗長化構成(アクティブースタンバイ構成)を構築することができます。 透過型ファイアウォールを冗長化構成にすることで透過型ファイアウォールが単一故障点とならない構成を構築する ことができます。 冗長化構成の対応も追加ソフトウエアなどは必要なく、同一機種を二台接続し、webブラウザー画面から設定を行うだけで使用できます。 Secure Beagleの故障や、Secure Beagle接続ネットワークに不具合が生じた場合、 自動的にスタンバイ機にフェイルオーバーが発生し、サービスを継続することができます。
Webブラウザを使用したGUIによるポリシー設定
outside,inside,DMZの3つのゾーンの管理をGUIの管理画面により 操作できます。 Linux kernelに含まれるパケット フィルター(netfilter)に独自のモジュールを追 加し、国単位のフィルタリング機能の実現や、複数のポート指定への対応に よって柔軟なポリシー作成を可能にしました。
ステートフルインスペクション機能
Secure Beagleを通過するパケットの内容を判断し、動的にパケットの通過・拒否を判断します。 たとえば、ftp接続を許可している場合、ftp接続後にデータ通信を行う任意のポート に対してパケットの通過を許可し、データ通信を可能にします。
国単位のアクセスフィルタ機能
通常のIPアドレスによるパケットフィルタリング機能に加えて、GeoIPデータベースを利用することにより国単位でアクセスポリシーを定義することが可能です。 この機能を利用することにより、例えば国内向けのサイトであれば、日本からのアクセスのみを許可する、というポリシー定義を作成できます。
管理者通知機能
web管理インタフェイスにて設定をおこなうことにより、Secure Beagleの状態をe-mailにより管理者へ通知できます。 また、snmpエージェントとしても動作しますので、SNMPマネージャーから統計情報を取得し管理することも可能です。 また、Syslogサーバーにパケットログを転送することができ、Secure Beagleを通過したパケットの内容や通過・拒否結果 を確認することができます。
製品機能
弊社オリジナルの1/4Uシャーシを採用
1/4Uサイズのコンパクトな弊社オリジナルシャーシを採用。通常1Uサーバー1台分のスペースに本製品4台が設置可能なため、ラックを非常に効率よく使用することができます。透過型ファイアウォール Secure Beagle を冗長構成(2台構成)にした場合でも1/2Uのスペースで設置可能です。
信頼の Intel® SSD 520シリーズ を採用
ハードディスク・ドライブのような可動部品がないため機械的なトラブルがなく、衝撃や振動、 熱にも強く圧倒的なスピードを持つソリッドステートドライブ
ハードディスク・ドライブをしのぐ高性能で抜群の性能を発揮するように設計されたIntel® SSD 520 シリーズには、演算品質のIntel® NAND 型フラッシュメモリー製造プロセスが採用されています。Intel® SSD 520 シリーズは、卓越したスループットが実現し、従来のハードディスク・ドライブをはるかにしのぐ性能を体感することができます。
ソリッドステートは堅牢で低消費電力
従来のハードディスク・ドライブと違い、Intel® ソリッドステートドライブ には可動部品がないため、静かで低発熱の耐久性に優れたストレージ・ソリューションが実現し、システム応答速度も向上します。ブート時間、アプリケーショ ンの起動、ファイルのロード、スリープ状態からの復帰、ベンチマークなど、いずれの処理もIntel® SSD 520 シリーズによって高速化されます。Intel® SSD 520 シリーズの場合最大 550 MB/s の連続読み出し速度、最大 500 MB/s の連続書き込み速度を実現することで、オペレーティング・システムやアプリケーションのパフォーマンスは大幅に向上します。
安心の長期保証
Intel® SSD 520 シリーズは5年間保証で長期間に渡って安心して使えます。
遠隔でサーバーのハードウェアを監視・管理できる IPMI を標準搭載
IPMI専用 Ethernet ポートを用いてサーバーに直接アクセスすることができます。
IPMIチップは、独立したプロセッサーであり、サーバーが停止状態でも動作します。
また、サーバーの各デバイスの監視やリモートコントロール機能を使用し遠隔から再起動などの電源管理を行うことができます。
KVM Over LAN
BIOS設定およびオペレーティングシステムのコンソール情報に対するリモートアクセスを提供します。
Virtual Media Over LAN
遠隔のローカルPCに接続している光学デバイス(CD-ROM or DVD-ROMデバイス)からオペレーティングシステムをインストールすることができます。
Webブラウザー管理
管理方法は遠隔からWebブラウザーのIPMI管理アプリケーションを利用しサーバーを管理操作することができます。
インターフェイス
製品仕様
透過型ファイアウォール Secure Beagle Model 200 | ||
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ネットワークインターフェイス | 1000BASE-T(4ポート)(注*1) | |
ファイアウォール機能 | ステートフルインスペクション、パケットフィルタリング | |
対応ネットワーク | 透過型 | |
冗長化構成 | アクティブ/スタンバイの冗長化構成が可能(同一機種を2台用意) | |
最大ポリシー数 | 1000 | |
使用電源 | AC100V(50/60Hz) | |
平均電力消費量 | 単体 :30W 冗長構成時 : 60W (2台の合計消費電力) |
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寸法 | 単体 :42.4(H)×217(W)×365(D)mm ※1/4Uサーバーをラッキングする際は、付属のラックマウントキットが必要です。 冗長構成時 :44.45(H)×441(W)×365(D)mm (ラックマウントキット含む) |
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重量 | 単体 :約3kg 冗長構成時 :約9.8kg ( ラックマウントキット含む) |
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付属品 | 電源ケーブル(国内AC100V仕様)、Secure Beagle専用ラックマウントキット Secure Beagle操作マニュアル |
(注*1) DMZのネットワークを使用しない場合は、LAN3 は使用しません。
5Uスペースに最大20台マウントが可能
Quad Beagle ZG+ 専用エンクロージャー
お客様のニーズに合わせ、計画的にサーバーを増設することができます
(注*1) Quad Beagle ZG+、アプライアンスModel 200シリーズ 専用エンクロージャー
(Web Beagle Model 70/140、 Secure Beagle Model 30、VPN Beagle Center/Point Model 10、
Sentinel Beagle Model 10、Quad Beagle XG、Edge Beagle ZG 非対応)
Beagle enclosure 構成例
5Uスペースに「Secure Beagle」が最大20台搭載可能
42Uラック内では、最大160台の「Beagleシリーズ」が増設可能となります。(注*1)
ラック内のスペースを効率的に利用、省スペース・省電力化を進めることにより、お客さまのサーバー運用効率を高めることに貢献いたします。「Secure Beagle」は、Intel® Core™ i7/i5 プロセッサーを搭載し、電力消費量を徹底的に軽減、通常のブレードサーバーの半分以下の電力消費量を実現いたしました。 Beagle enclosure を用いることで「Secure Beagle」をブレードサーバーと同様にラック内に収容することができます。 ラックスペースの有効活用と電力消費量の削減が課題となっているデータセンターにおいては、コスト削減への最適なソリューションです。
弊社が提案するブレードサーバーの新しい形、不要な機能を省きお客様の必要とする機能をコンパクトにパッケージングしたことでコストが高い印象を持たれているブレードサーバーのコストを劇的に抑えることに成功しました。
(注*1) 物理的なスペースに対するBeagleシリーズの最大搭載量です。 ラック内で搭載・使用できる電源容量および総重量によって、最大搭載台数は変化します。
サーバー固定金具
製品仕様
Beagle enclosure | |
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重量 | Beagle enclosure 本体 8.4kg Quad Beagle ZG+ 10台搭載した場合の合計重量 38.4kg |
エンクロージャー 本体寸法 |
221(H)×440(W)×368(D)mm |