Vpn Beagleについて
3つのポイント:こんな場合におススメ!
● 外部の制作会社やモバイル環境など、社外の環境から安全にサーバーへアクセスしたい。
● 手軽に VPN の設定・管理を行いたい。
● 導入コストを抑えて VPN 環境を構築・運用したい。
■ VPNネットワークでカンタン接続
VpnBeagleで手軽にVPNネットワークが構築可能です。
■ プロトコルの制限がなく多様なシーンで利用可能
仮想ネットワーク上にプロトコルの制限はありません。TELNET・FTP・SSH・データベース接続・ウェブ等、多様なシーンでご利用いただけます。
■ アカウント数は無制限
VpnBeagleはアカウント数無制限のため、アカウント数を気にすることなく自由に発行することができます。
■ さまざまなOSに対応
クライアントはOpenVpnクライアントソフトを利用。Windows,Linuxに対応しています。
■ 操作・管理が簡単
管理画面・クライアントソフトは、シンプルなインターフェースで操作・管理も簡単です。
■ 物理的に離れているサーバ間も安全に接続
サーバー間の通信は、離れたデータセンターにあってもローカル接続しているのと同様、とても安全です。
Vpn Beagle利用シーン
利用シーン:1ウェブシステムのメンテナンスを安全に行う
VPN Beagle を利用すると、データの暗号化に加えアクセス環境を VPN Beagle のみに限定することができます。暗号化による盗聴の防止とともにアクセス環境の限定により不正侵入を防ぎ、大切なデータを安全にアップロード・ダウンロードすることができます。また、外出先のモバイル PC や外部の制作会社など、動的 IP を含めた様々な環境から利用することができるため利便性も向上します。
利用シーン:2ウェブシステムから送信されるメールを暗号化する
一般的にメールフォームで入力された情報は SSL により暗号化されウェブサーバーに送られます。しかし、その先指定アドレスに向けたメールは暗号化されないまま送信されてしまいます。VPN Beagle ではメールを暗号化することもできるため、ユーザが入力した情報を最後まで安全に受信することができます。
利用シーン:3自宅やモバイルPCでメールを安全に送受信する
会社のメールを自宅やモバイル PC で送受信する場合、多くにおいて暗号化されていないため、盗聴の危険性が残ります。VPN Beagle ではメール送受信時の通信も暗号化することができるため、パーフェクトといえる安全性ので送受信することが可能になります。
利用シーン:4シンクライアント運用をする
VPN Beagle のネットワークで、クライアント間通信機能を利用したリモートデスクトップ接続が可能です。社内 PC を出先のモバイルPC から操作する、いわゆるシンクライアント的な利用も可能になります。重要なデータを社外に持ち出さないことで、情報漏洩対策としても有効です。
利用シーン:5グループウェアが社外から利用可能に
通常、ファイアウォールなどのアクセス制限により、社外からはアクセスできないグループウェア。VPN Beagle の導入で、外出先や自宅など、アクセス環境を気にせず、グループウェア上のスケジュール確認や業務連絡を行うことができます。
製品特長
■ 弊社オリジナルの1/4Uシャーシを採用
1/4Uサイズのコンパクトな弊社オリジナルシャーシを採用。通常1Uサーバー1台分のスペースに本製品4台が設置可能なため、ラックを非常に効率よく使用することができます。
SSD を標準搭載
記憶装置には衝撃・振動・温度差に強いSSDを採用。
機械的な稼働部品を減らし、ハードウエア故障のリスクを低減します。
VPN Beagleシステム構成例
システム構成例:1
VPN Beagle Centerのみのシステム構成例です。
VPN接続を許可したノートPC、自宅デスクトップPC、取引先デスクトップPCにソフトウェアクライアントを配布することによりサーバーへのVPN接続により安全な接続をおこなうことができます。
また、ファイアウォールのポリシーについても外出先ノートPCなど動的に変化するIPからの接続は制限しづらいですが、VPN接続のみ許可とポリシー設定することによりセキュリティを高めることとができます。
システム構成例:2
本社にVPN Beagle Center、支社にVPN Beagle Pointを配置した構成例です。
VPN Beagle CenterとVPN Beagle Point間でVPN接続を行うことにより支社のPCから安全に本社内のサーバーにアクセス可能となります。
VPN Beagle Pointの働きにより、支社内のPCには特別なソフトウェアは、導入する必要はありません。
通常のインターネットへの接続はそのままおこなうことができ、本社ネットワークへの接続時のみVPN経由で接続を行います。
システム構成例:3
VPN Beagle Center、VPN Beagle Pointとソフトウェアクライアントを複合した構成例です。
接続を許可している外出先ノートPCや取引先PCにソフトウェアクライアントを配布し本社ネットワークへのVPN接続により本社内ネットワークのサーバーにアクセス可能です。
また、拠点A,BにVPN Beagle Pointを配置することで、拠点A,B内のPCから本社ネットワークに接続することができます。
インターフェイス
1. キーボードポート
(ミニDIN6pin)
2. USB2.0 × 2
3. COMポート
4. DVI端子
5. LAN 1
6. LAN 2
7. LAN 3
8. 電源スイッチ
製品仕様
対応ネットワーク構成 | ゲートウェイ型 |
---|---|
暗号化方式 暗号 認証 |
SSLv3/TLSv1 HMAC-SHA1 160bit |
VPNクライアント数 | 無制限 |
アカウント管理 | 有効期限設定、接続有効/無効制御 アカウント一括インポート/エクスポート機能 |
VPN管理機能 | 同時接続数制限 クライアント間通信制限 現在の接続状況確認 接続履歴確認 |
その他機能 | 設定ファイルのバックアップ/リストア ファームウェアアップデート機能 |
ネットワークインターフェイス | 1000/100/10BASE-T(3ポート) (注*1) |
使用電源 | AC100V±10V(50/60Hz) |
使用電源 | AC100V±10V(50/60Hz) |
平均電力消費量 | 50W |
寸法 | 44.45(H)×200(W)×350(D)mm |
重量 | 約3kg( シャーシ 約2kg) |
付属品 | 電源ケーブル(国内AC100V仕様)、VPN Beagle専用ラックマウントキット、VPN Beagle操作マニュアル |
(注*1 )ポートは1つのみ使用します。