株式会社エーティーワークスは低消費電力サーバーをはじめ、1/4Uサーバー、1Uサーバー、アプライアンスまで充実した品揃で製品を販売しております。

Vol09.株式会社ネットハック様

株式会社ネットハック様

ダウンサイジングに欠かせない“省スペース省電力”がキーワード
集積率を最大限に高める「Quad Beagle XG」

 データセンター事業をはじめ、オンラインゲーム事業や携帯電話の公式サイト運営、モバイルビジネスのワンストップサービス、さらにSNS上で展開するソーシャルアプリケーションの開発など、様々な事業を展開している株式会社ネットハック。ゲーム開発を中心としたエンターテインメントに強みを持ちながら、データセンター事業で培われた高信頼性システムを同時に提供できる企業として、市場の中で大きなアドバンテージを発揮している。そんな同社が手掛けるサイト運営やアプリケーション開発に欠かせないインフラであるサーバーに、株式会社エーティーワークス(以下ATW)が提供している省スペース省電力1/4Uサーバー「Quad Beagle XG」が採用されている。

株式会社ネットハック 代表取締役 稲垣 謙氏
代表取締役
稲垣 謙氏

ビジネス基盤を強固にするサーバーのダウンサイジングを目指す

株式会社ネットハック プロデューサー 萩原 務氏
プロデューサー
萩原 務氏

 データセンターを含めたネットワーク事業からスタートした同社は、現在ではモバイルを中心としたコンテンツ企画やサービス開発、運営まで幅広い事業を展開している。なかでも、ソーシャルネットワーキングサービス「モバゲータウン」や「mixi」内で提供されるソーシャルアプリケーションを新たにリリースするなど、モバイルコンテンツビジネスに力を注いでいる状況だ。

そんな同社のビジネスに欠かせないものが、顧客から請け負うサービスの運用や開発したアプリケーションの展開時に必要になるインフラとしてのサーバーだ。これまでは、1Uサイズのサーバーをラックに搭載してきたが、サーバー環境を見直す時期に差し掛かっていたと代表取締役 稲垣 謙氏は語る。「サーバーに対する価値が以前ほど見いだせなくなっている現在、ラックごとのサーバー集積率を最大限に高めるための、サーバーのダウンサイジングが求められています。」ラックあたりの電力容量が限られていることもあり、可能な限り省スペースで省電力のサーバーが今後のビジネス基盤を強固にするためにも欠かせなかったという。そこで、同社が開発したソーシャルアプリケーションをリリースするタイミングにあわせ、サーバー増強を含めたダウンサイジングのためのプロジェクトがスタートすることになる。

消費電力軽減に寄与!同スペックながらコストもスペースも半分

Quad Beagle XG
Quad Beagle XG

 複数のサーバーベンダと話を進める過程で、ATWのサーバーを検証した前職での経験を活かすことができたと語るのはプロデューサーの萩原 務氏だ。「ゲームを中心にエンターテインメントの世界にいたこともあり、他社にはない赤いユニークな筐体に興味を持ったのを覚えています。」その当時は基本的なベンチマークだけを実施したというが、今回はサーバーのダウンサイジングを実行に移すため、数週間に渡って性能の異なる検証機を複数台借り受けて検証したという。

特に大きな選定のポイントは、他社にはないスリムな筐体サイズだったと萩原氏。1Uと同等の性能が4分の1サイズで提供されていることに加えて、消費電力もハーフ1Uサイズの他社サーバーに比べておよそ6~7割程度。同社がダウンサイジングに必要と考えていた、省電力かつ省スペースのサーバーとしてうってつけのものだったという。「ブレードサーバなども選択肢として考えられますが、筐体を納めるエンクロージャに縛られてしまい、ベンダへの依存度が高くなってしまいます。単純に小型化することで必要な台数を詰め込むという、ATWの姿勢には潔さを感じました。そんな製品に対するコンセプトが気にいったことも選定のポイントに挙げられます。」(萩原氏)

もちろん、コストの面でも他社に比べて大きなアドバンテージがあったという。「数十万はかかるハーフサイズの1Uサーバーと同じスペックのものが、なんと半額程度にまでコストダウンできたのには驚きました。スペックが同じでスペース半分、コスト半分といったところでしょうか。」と稲垣氏。同社が要求するスペックに合致したATWのサーバーが最終的に選択され、現在も必要に応じて増設しながら導入が進められている。

他社に真似できない柔軟な対応と技術的な裏付けが魅力に

株式会社ネットハック

 現在は、ラックマウントサーバー「Quad Beagle XG」が30台導入されており、ソーシャルアプリケーションの基盤や顧客のサービスを預かる環境として活用されている。仮想環境によりシステムの柔軟性と冗長化を兼ね備えた構成で、同社のビジネスを支えるサーバインフラの中核として位置付けられている状況だ。特に、フロントエンドのサーバーとしてだけでなく、DBサーバーとしても活用されており、サービス基盤のあらゆる場面で利用されている。また、HDDの代わりにSSDを自前で用意して組み込むなど独自仕様を施しており、用途に応じたカスタマイズを行っている。「今後は当社が手配したSSDを出荷時点で組み込んでいただくことになっています。他社には真似のできない柔軟な対応も、大きく評価できるポイントです。」と稲垣氏。

また、営業対応についても評価が高い。「土日など急な場面でもしっかり対応いただけています。問い合わせした場合には、遅くとも翌日には何らかのレスポンスが返ってきます。」また、技術的な内容に対しても、データセンタサービス「at+link」での豊富な実績に基づいた的確な回答を、営業マン自身が行ってくれる強みもあると萩原氏。これら営業的な側面に加え、技術者である稲垣氏と萩原氏双方が行った検証により、信頼性の面でも納得いく仕上がりとなっているという。「営業と技術、双方で満足いくものを提供いただいています。」

最近は、サーバーを自作してサービスに用いるベンチャー企業も登場しており、単にコストだけ見れば自前で作り込むほうが安価に構築することもできるという。しかし、豊富な実績と高い信頼性に裏付けされたサーバーが、保証された形で安価に提供されていることの安心感は、ビジネスを展開する上で大きなポイントだと稲垣氏は語る。

サービス展開の強力な基盤へ!さらなる独創的な取り組みにも期待

 今後については、ソーシャルアプリケーションをリリースする際に必要なサーバーとして、さらにスマートフォンなどを媒体にして提供されるサービス基盤など、同社が新たなサービス展開を行う際の強力な基盤としてATWのサーバーを積極的に活用していきたいという。また、ATWの企業としてのフットワークの軽さにも期待をしていると稲垣氏。「Quad Beagle XGに代表される4分の1サイズはもちろん、新たなコンセプトのサーバーも市場に投入していただきたい。サーバーは必ずどこかのタイミングで入れ替えが発生しますが、次のジェネレーションに上手に移行できるような新たな販売手法など、他社にはない独創的な取り組みにも期待しています。」と語っていただいた。

株式会社ネットハック

所在地
東京都新宿区新宿2-1-5 パークサイドスクウェア3F
代表者
代表取締役 稲垣 謙
事業内容
モバイルコンテンツ事業やインターネットデータセンター事業、インターネットコンテンツ事業などを展開。ゲーム開発を中心としたエンターテインメントに強みを持ち、信頼性の高いネットワーク及びシステムを同時に提供可能。
URL
http://www.nethack.co.jp

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