株式会社エーティーワークスは低消費電力サーバーをはじめ、1/4Uサーバー、1Uサーバー、アプライアンスまで充実した品揃で製品を販売しております。

Vol05.株式会社ネスク様

株式会社ネスク様

地の利を活かした強力なサポート体制と地域活性化を促進、比類なき省電力とスペース効率を実現した「radserv X」

 インターネット接続やコンテンツ制作、システム構築などの事業を展開し、北陸でも有数の規模を誇るISP事業者として多くのユーザーにサービスを提供している株式会社ネスク。携帯コンテンツやセキュリティ関連サービスなど周辺事業へのサービス拡充も行っており、個人のみならず法人向けサービスへの展開も順調に行っている。そんな同社がISP事業者として各種サービスを提供するためには用途に応じたサーバが必要不可欠となるが、これらビジネスを支えるサーバ群に株式会社エーティーワークス(以下ATW)のショートレングス1Uサーバ「radserv X」が活用されている。

電源要領やスペースの限界に答えてくれる最適なサーバを探して

radserv X
radserv X

 石川県に本社を置く同社は、北陸を事業基盤の中核に据えてビジネス展開しており、インターネット接続サービスはもとより、コンテンツ制作やセキュリティ関連サービスなど法人向けサービスの拡充を続けている。特にISP事業者としてユーザーサポートに力を注いでおり、幅広いユーザーから支持を集めている状況だ。また、全社的に情報セキュリティマネジメントの認証規格であるISMSを取得するなど、セキュリティ体制の維持や意識向上に努めている。

そんな同社が事業展開を行うために確保しているサーバは数百台を数えており、これらの一部を毎年入れ替える作業を行っている。ただ、供給できる電力総量の限界やスペースの効率化を考えた際に、今までのサーバでは限界があったと技術部 小林氏は当時を振り返る。「どんな建物であっても、大もとの電源容量を変更したりスペースを広げたりするには限界があります。ビジネスの拡大に応じてサーバ台数を柔軟に増やすためには、より省電力で省スペースなサーバが必要だったのです。」

ハーフサイズで実現するスペース効率と地の利を活かしたサポート体制が魅力

 サーバの選定にあたっては、グリーンITというキーワードを意識しながら、省電力やハード面でのコスト削減、スペース効率の最適化などが求められていた。実際には5社あまりの製品が比較検討されたというが、消費電力やスペース効率はもちろん、価格やサポート体制などを総合的に判断した結果、ATWのショートレングス1Uサーバ「radserv X」が選ばれることになる。「以前参加した展示会で知ったことがきっかけです。消費電力も従来のものに比べて半減させることができますし、何より高密度を実現させることが可能なハーフ1Uサイズは魅力的でした。」と小林氏。

また、大きなポイントとしては地元が同じ北陸エリアにあることでのサポート体制だったと小林氏は語る。「我々は石川県に本社があり、ATWは富山県です。同じ北陸という地の利がありますので、サポート面では心強いと感じました。同じ北陸の企業ならではの“地域活性化”という側面も大きな選定理由の一つです。」

他社にはないポイントとしては、FreeBSDに対する対応が挙げられる。特に同社はFreeBSDでの運用比率が高く、このOSのサポートを明記しているのがATWのサーバだった。他社では口頭ベースでの対応がほとんどで、万一のときの安心感が他社にはない強みだったという。

これら様々なポイントが加味された上で数台をまずはテスト的に購入し、その後1年あまりの検証期間を経て、新たな同社のサービス基盤としてATWを本格採用することになった。

ラックへの搭載作業負荷が大幅軽減!豊富なラインナップと運用効率を高く評価

 現在では、サーバルームにおよそ40台の「radserv X」が導入されており、同社のビジネスを強力に下支えしている。また、システムインテグレータとしての顔も持つ同社だけに、様々なアプリケーションを開発してユーザー企業に納入する場面も多いという。この際のハードウェアとしてもATW製品を活用していると小林氏。

実際に活用してみた上での評価を聞いたところ「高いスペックながら省電力を実現しているところは大きいですね。これなら、無理に電源容量を増やすことなくサーバの増設が可能です。」と高く評価している。

また、ハーフ1Uサイズという省スペース設計に関しても評価できるポイントがあるという。それは、スペース効率の高さだけでなく、ラックマウントのしやすさという運用作業における視点だ。これまで導入したサーバの場合、ラックマウントキットの説明書を読みながら組み立てや設置に大変な苦労を伴う作業だったというが、ATWのサーバはラックへの搭載が格段に容易な構造となっている。「サーバそのものがハーフサイズなので軽いというのはもちろん、ラックマウントキットの一部をサーバに取り付け、そのあとにラックへ搭載するだけで済みます。無理な姿勢で無駄な力を使う必要がありません。」数百台のサーバを管理しているISP事業者ならではの評価ポイントといえるだろう。

さらに、用途に応じた豊富なラインナップを提供しているATWだからこそ、無駄なく投資を行うことができるところも評価できるポイントだという。最近では、運用上スペックが必要ない場合でも高いスペックのものしか選択できない製品も多いというが、細かなスペックまで選択できるATWのサーバなら、最適なスペックの製品を選ぶことができるという。

システムの外販にもATW製品を積極採用したい

 今後の展開については、「システムインテグレーション事業では、ユーザーにハードウェアも含めて提案する機会が増えています。自社内で使うサーバとして今後も活用していくのはもちろん、システム提供する案件についてもATW製品を積極的に提案していきたいと考えています。」と小林氏は語る。同じ北陸企業として地域活性を図るうえでも、一緒になって様々な活動を今後も展開していきたいと抱負を語っていただいた。

株式会社ネスク

株式会社ネスク

所在地
石川県金沢市南町2-1 北國新聞会館3F
代表者
代表取締役社長 吉田 仁
事業内容
北陸を中心にインターネット接続、コンテンツ制作、システム構築などインターネットに関する事業を展開。
URL
http://www.nsk.ad.jp
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