株式会社エーティーワークスは低消費電力サーバーをはじめ、1/4Uサーバー、1Uサーバー、アプライアンスまで充実した品揃で製品を販売しております。

Vol07.株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ様

株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ様

安価で高い冗長性を確保するべく仮想化へ活路、省スペースサーバー「Quad Beagle XG」と仮想化ソフト「Ctrix XenServer」が新たな武器へと生まれ変わる

 Web制作やサーバー開発などWeb関連サービスをワンストップで提供している株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ。放送業界や医療業界、学校関連など幅広い業界に顧客を持つ同社は、データセンターにて顧客のWebサーバーやメールサーバーを運用管理するホスティングサービスも提供している。そのホスティング用のサーバーとして同社のビジネスを支えているのが、株式会社エーティーワークス(以下ATW)が提供している省スペース省電力1/4Uサーバー「Quad Beagle XG」とラックマウントサーバー「radserv NX2」、そして効率的な運用管理を実現する仮想化ソフト「Citrix XenServer」だ。

株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ 代表取締役 松田 進氏
代表取締役
松田 進氏

安価な構成でブレードサーバー並の冗長化構成を模索

株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ ディレクター 位下 友吏代氏
ディレクター
位下 友吏代氏

 中堅・中小企業を中心にサーバー周りの様々なソリューションを展開している同社は、従来からWebサーバーやメールサーバーなどの運用管理業務を行うホスティングサービスを提供している。近年では運用管理を容易にするため、アプライアンスサーバーなどを積極的に活用してきた経緯があるが、サーバーの運用にはRAID構成によるディスクの保護など、万一の障害に備えた何らかの対策が必要になる。しかし、ファンや電源周りなどの障害に備えるためにも、すべての環境が冗長化できる構成が本来なら必要だと代表取締役 松田 進氏は語る。「例えばブレードサーバーなどは理想的な構成ですが、当然コストがかかります。小規模な顧客にも使ってもらえるような、安価で同じ効果が発揮できる仕組みがないものかと悩んでいたのです。」と当時を振り返る。
また、余分にデータセンターでラックを借りてしまえば、スペースや電源容量に対するコストが原価として増えてくる。設置されたサーバーの中にはスペックを活かしきれていない”もったいない”ものもあり、効率よく資源を使いこなせていない面もあったという。そこで、可能な限り設置スペースを小さくしながら、サーバー資源を上手に活用する手段を同時に模索していた。そんな折、展示会で見かけたのがATWの真っ赤な筐体の小さなサーバーだった。

他社に真似できない驚きの筐体サイズ!一味違う営業対応にも好感

Quad Beagle XG
Quad Beagle XG

 以前は他社のサーバーを活用していた同社だが、発注してから納期が1カ月あまりかかってしまったり高度な運用管理が求められたりなど、顧客の要求に応じて柔軟な対応が困難な製品も少なくなかった。しかし、松田氏が展示会で見かけたATWのサーバーは、1Uサイズに4つのサーバーが入る省スペース設計で、まさに同社が求めていたものだった。「どんなに性能の高い高価なサーバーでも、ハードウェアである以上トラブルは必ず発生します。だからこそ冗長化を前提にしたシステム設計が求められます。そんな冗長化を念頭においたサーバー環境を構築するにあたって、スペース的にもコスト的にも非常に魅力的な製品でした。」納期や運用管理面の簡便さなどでも十分同社の仕様を満たすことができたという。

コストや筐体サイズ以外にも評価したポイントがある。「イーサネットのインターフェースがサーバーの前面にあり、使いやすさも魅力的でした。」ディレクターの位下 友吏代氏は設置する際の使い勝手の良さにも言及する。

さらに、ATWの営業対応に好感が持てたことも選定ポイントの一つだ。「ベンダは高いハードウェアばかり売りたがるし、インテグレータは決まった構成でしかモノを売ろうとしません。その点、ATWは営業自身が技術に精通しており、様々な角度から相談にのってくれます。我々が持っていた運用管理負荷の軽減と冗長化という課題に対しても、”仮想化”というソリューションで応えてくれたのです。」と松田氏。

新たな武器は1/5程度のコストだけ!高速化とブランドをフル活用

株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ

 現在は、Quad Beagle XGが物理的なサーバーとして3台、ストレージ用サーバーとしてiSCSIで接続されたradserv NX2を導入している。さらに、今回はCitrix XenServerによる仮想環境を構築しているが、管理コンソールであるXenCenterが動作するQuad Beagle XGをさらに1台導入し、データ領域はすべてストレージ側に集約するという構成だ。

この構成上のメリットは大きいと位下氏。「データ領域がストレージに集約されているため、その部分だけを重点的にケアすればデータを保護することが可能です。コストを最小限に抑えながら、安全なサーバー運用が実現できます。」また、省スペースサーバーと仮想環境の組み合わせにより、これまでブレードサーバーで実現できたこととほぼ同じことが、ほんのわずかの投資で実現できるようになったと松田氏は驚きを隠せない。「おそらく、コストは1/5程度に圧縮できているはず。ようやく新たな武器を手に入れたと言えます。」

実際に運用してみると、他にも評価できるポイントがあると位下氏。「筐体が小さいので、ラックにマウントするときも手間がかかりません。可搬性に優れているため、詰め込まれたラック内のサーバーを手軽に整理できるようになりました。」しかも、筐体に合わせて独自開発されたマザーボードのおかげで、小さな筐体ながら他社サーバーに比べても高速に動作するという。

また、製品の納期についても同社の要望を満たしたものだった。「営業機会の損失を防ぐ意味でも、タイミング良く製品が確保できるのはありがたい。」と松田氏は高く評価している。さらに、ATWの関連会社が展開しているホスティングサービス「at+link」のブランド力は営業場面でも大きなアドバンテージになると思わぬ効果も。老舗ホスティングサービスであるat+linkで使われているサーバーだけに、顧客に対して信頼感を与えることができていると松田氏は語る。

なお、今回仮想化にはCitrix XenServerを利用している。無償ライセンスでありながら、仮想サーバーをそのまま別の物理サーバーに移設できるライブマイグレーションが手動で行えるなど、豊富な機能を評価した結果だ。将来的にはライセンス追加でバージョンアップも容易であり、これからさらに活用していく計画だという。

ラック容量の圧縮へ!コストと安全性が両立できる仮想化を認知させる

 今後の展望について松田氏は「ATWのサーバーは、コストや安全性、さらにエコ性能の面でも最適なソリューションです。サイズ的にも他社にはないユニークな製品であり、今後も積極的に導入を進めていきたい。」と語る。当面は現在借りているラックの容量を2/3ぐらいまで圧縮する見込みだが、さらに将来的には今の半分以下にまで容量を圧縮し、集約効率を最大限高めていきたいという。また、同社の顧客に仮想化のメリットをしっかり伝え、多くのお客さんにコストと安全性が両立できる仕組みであることを啓蒙していく予定だ。

最近では、自社で使っている業務アプリケーションを外部サービスとして利用したいという顧客が増えていると松田氏。同社が業務アプリケーションを含めてSaaS環境で提供できるよう、ATWのサーバーを積極的に活用し、信頼性の高いシステム環境を維持しながら、今後も顧客の要求に応えていきたいという。

株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ

株式会社プレイヤーズネットワークシステムズ

所在地
東京都千代田区麹町2-2-22 半蔵門デュープレックスビズ4F
代表者
代表取締役 松田 進
事業内容
ネットワークシステム構築やマルチメディアコンテンツの制作、プログラム開発、サーバーホスティングなど、Web関連サービスをワンストップで提供。
URL
http://www.players.ne.jp

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